本日は、所有しているラルフローレンのコードバンシューズをレビューします。
マーロウMarlowとは
「マーロウMarlow」は過去ラルフローレンのレザーシューズコレクションとして展開されていたネームです。
最もよく見るのがこのコードバンの外羽根ウィングチップ。他にもコードバンのコインローファーやプレーントウがあったり、コードバンでないものも「マーロウ」シリーズとして展開されていたようです。
このあたり、調べてみたいのですが資料がなく・・・。何か手に入ったら記事にしたいと思います。
特徴
Made in England
製造はクロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)。
クロケットのペンブローク(Pembroke)に非常によく似ています。というか一緒ですね笑
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/425a0c3d03cd650d4aa0b96ba5d1c1c0.jpg)
コードバン
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/20230723_172635-1024x768.jpg)
何といってもコードバンです。ところどころ日焼けして退色していますが、これがまた良い味です。
このムラ感を壊したくないので、購入依頼ずっと無色のクリームを入れてメンテナンスしています。
恐らくコードバン好きには同じ無色派も多いのではないでしょうか・・・
ウィングチップ
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/20230723_172430-1024x768.jpg)
ウィングチップです。
ちなみに、英国ではフルブローグ、米国ではウィングチップと呼称することが多いようです。
これはラルフローレンブランドなので、ウィングチップと呼んでおきましょう。
ダブルソール・ストームウェルト
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/20230723_172407-1024x768.jpg)
ドレス顔でありながらカントリーシューズ由来のゴツい作りが大きな特徴です。
ストームウェルトは雨水の侵入を防ぐディテールですが、コードバンなのでそもそも雨の中では履きません・・・
ドレス~カジュアルまでカバーできる汎用性
英国靴特有のドレッシーさがありながら、かつストームウェルト、ダブルソールという意匠はウールのスラックスからジーンズ・チノまで幅広くコーディネートが可能です。
コードバンなので雨の日には履けませんが、オンオフ両用で着用しております。
購入した経緯
1年前に高円寺の古着屋で2万円くらいで購入しました。
ちょうど資格試験が終わったタイミングで、ご褒美(言い訳)で何か買おうかなと思ってたんですよね。
埃を被って白っちゃけており、インソールは黒く汚れ(多分カビ)、見た目は汚かったのですがアッパーにダメージがなく、サイズがピッタリ(ややタイト)だったのでつい買ってしまいました。
直感で、「ジーンズに合わせたら絶対かっこいいぞ」と思ったんですよね。
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/20230723_172536-scaled-e1690120242191-1024x768.jpg)
サイズは9E。ちなみに普段はUK8.5~9を履いています。
店員は「クロケット製なので、UK表記だと思いますよ」と言っており、UK9にしてはタイトだな~?と思っていましたが、帰って色々調べたらやはりUS表記のようです。
古着屋のみなさん、マーロウはUS表記ですよ。お間違えなく。
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/20230723_172859-1024x768.jpg)
でも羽根はガン閉じです。
割と甲が高く、かかとが大きい木型のようです。ペンブロークは325ラストですが、同じなのかな。
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/20230723_172450-1024x768.jpg)
インソールの張替え&ハーフラバー&トップリフト交換で1万円くらいでした。
取得原価3万円と考えれば、いいお買い物だったかな。
元々ラルフローレンのロゴがインソールに印字されていましたが、もう分からなくなってしまいました。多分もう売れません。売らないけど。
マーロウは新品で買えるのか?
日本のラルフローレン公式サイトには、商品がありません。
本国のラルフローレンのサイトにまだかろうじて商品情報が残っていますが、すでに廃番となっているようです。
![](https://menspoplar.com/wp-content/uploads/2023/07/marlow-1024x766.png)
ラルフローレンはクロケット以外にも、エドワードグリーンやアレンエドモンズなど様々なメーカーに靴を作らせていますが、日本ではリーガルが「ポロラルフローレン」レーベルでライセンス販売をしています。
そのため近年まで同デザインのコードバンシューズをリーガルで作っていました。
ただ現在、リーガル公式HPのPOLOブランドにはスニーカーしか表示されていないため、廃番になったと思われます。まだ在庫をお持ちのショップもあるようなので、リーガル製ならまだ買えるチャンスはあるかもしれません。
もしクロケット製が欲しいようなら、黙ってペンブロークを買いましょう!
コメント